コラム

下塗りにはどのような役割がある?

壁の塗装は、上塗りだけではなく下塗りもするのが基本です。
塗装工事をする時に、「わざわざ下塗りもする必要があるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
そこで今回は、下塗りにはどのような役割があるのかを解説していきます。
▼下塗りにはどのような役割がある?
■塗料を剥がれにくくする
下塗りには、上塗り塗料と壁の密着性を高める役割があります。
意外に思うかもしれませんが、上塗りに使われる塗料にはほとんど接着力がありません。
そのため、壁に直接上塗りをすると、塗料がすぐに剥がれてしまいます。
塗料をしっかり密着させるためには、下塗りを行う必要があります。
■傷やひび割れをコーティングする
下塗りは、壁の傷やひび割れをコーティングするためにも欠かせないものです。
壁は経年劣化によって、表面に傷やひび割れができてしまいます。
その状態で塗装してしまうと、気泡が入り込み仕上がりが奇麗になりません。
また、塗料が密着せず剥がれやすくなるというリスクもあります。
下塗りをして表面のデコボコをなくすことで、仕上がりが奇麗になるだけではなく耐久性も増すというわけです。
■塗料が吸収されないようにする
仕上げ用の塗料を壁に直接塗ると、吸収されてしまいます。
それを防ぐために、下塗りを行う必要があります。
下塗りをしてわざと壁に塗料を吸収させることで、上塗りが吸収されるのを防止できます。
▼まとめ
下塗りの役割には、塗料を剥がれにくくする・傷やひび割れをコーティングする・塗料が吸収されないようにするなどがあります。
壁の仕上がりを美しくし、耐久性を高めるためにも欠かせないため、壁を塗装する際はしっかり下塗りをすることが大切です。
埼玉に拠点を置く『株式会社フォルテ』では、修繕工事をはじめ塗装工事や外壁補修工事など、さまざまな工事を請け負っております。
お客様とのコミュニケーションを大切にし、丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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